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残クレ途中で売る

自動車ローン(クレジット)の支払い途中で車を売却したい場合、どのような手続きが必要になるのでしょうか。残債がある状態での売却方法について解説します。

まず、車にローンが残っている場合、その車の所有権はローン会社にあることが一般的です。そのため、勝手に売却することはできません。正規の手続きとしては、主に次の3つの方法があります。

1つ目は「一括返済後に売却する」方法です。手持ちの資金でローンを完済し、所有権を自分に移転してから売却するのが最もクリアな方法といえます。しかし、まとまった資金が必要になるため難しい場合も多いでしょう。

2つ目は「買取金額でローンを精算する」方法です。車の買取業者に残りのローン金額を伝え、買取金額がローン残債より高ければ、業者が直接ローン会社に残債を支払い、差額を売主に支払うという流れになります。この場合、ローン会社の承諾と所有権解除の手続きが必要です。

3つ目は「ローン残債が買取金額を上回る場合」の対応です。この場合は、買取金額をローン返済に充て、残りの金額は自分で用意して完済する必要があります。これを「オーバーローン」状態といい、注意が必要です。

いずれの方法でも、まずはローン会社に連絡して残債金額を確認し、売却の意向を伝えることが最初のステップです。多くのローン会社は売却のための手続きに協力してくれますが、手数料がかかる場合もあります。

また、近年では「下取りローン」というサービスも増えています。これは新しい車を購入する際に、現在のローン残債を新車のローンに上乗せする方法で、まとまった資金がなくても車の買い替えが可能になります。

残クレがある車の売却は若干手続きが複雑になりますが、事前に正確な情報を集め、計画的に進めることで問題なく対応できます。

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