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車傷修理相場

車の外装に付いた傷の修理費用は、傷の程度や範囲、車種などによって大きく異なります。傷の種類別に修理費用の相場を見ていきましょう。

まず、傷の種類を大きく分けると、「小さな擦り傷」「深い傷」「凹み」の3種類に分類できます。

小さな擦り傷(クリア層やベース層までの浅い傷)の場合、範囲が小さければ塗装の補修のみで済むことが多く、費用は部位にもよりますが5,000円〜3万円程度が相場です。例えば、ドアの一部や前後バンパーの小さな擦り傷などがこれに該当します。DIY用の傷補修キットも市販されていますが、仕上がりの美しさを求める場合は専門業者への依頼をおすすめします。

深い傷(鉄板まで達している傷)の場合は、サビ防止処理も含めた本格的な修理が必要になります。この場合、傷の範囲にもよりますが、3万円〜10万円程度の費用がかかることが一般的です。特に複数の部品にまたがる傷の場合は、より高額になりがちです。

凹みを伴う傷の場合、板金作業が必要となるため、さらに費用が上昇します。小さな凹みであればデントリペア(へこみ修理)という技術で比較的安価(1万円〜3万円程度)に修理できる場合もありますが、大きな凹みや複数箇所ある場合は板金・塗装作業となり、5万円〜15万円程度の費用がかかることが多いです。

部位別の相場としては、バンパーの傷は3万円〜8万円、ドアパネルの傷は2万円〜10万円、フェンダー(泥除け)の傷は2万円〜7万円、ボンネットの傷は3万円〜12万円程度が一般的です。ただし、輸入車や高級車の場合は、これらの1.5〜2倍程度の費用がかかることも珍しくありません。

修理費用を抑えるコツとしては、複数の修理工場から見積りを取ることが効果的です。また、保険を利用する場合は、翌年の保険料アップと修理費用を比較検討することも重要です。小さな傷であれば、専門のデントリペア業者を利用するとコストを抑えられることが多いです。

修理を検討する際は、単に価格だけでなく、修理後の仕上がり具合や保証内容なども確認し、総合的に判断することをおすすめします。

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