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中古車3万キロは買い?

走行距離3万キロの中古車は、中古車市場においてとても人気の高い存在です。このくらいの走行距離の車の特徴と購入時のポイントについて解説します。

3万キロという走行距離は、一般的な使用で2〜3年程度の使用期間に相当し、「低走行車」と呼ばれる範疇に入ります。この距離数は車の寿命から考えると非常に若く、多くの部品がまだ新品同様の状態を保っていることが期待できます。特にエンジン内部やトランスミッションなどの重要な機構部品は、まだ摩耗が少ない状態であることが多いです。

価格面では、新車価格からの値下がり率は車種にもよりますが、一般的に25〜40%程度と言われています。例えば、新車価格250万円の車であれば、3万キロ走行の中古車では150〜190万円程度で取引されることが多いでしょう。ただし、人気車種や特定のグレードでは、需要が高いため値下がり幅が小さいケースもあります。

3万キロ走行車を購入する際のチェックポイントとしては、まず「使用状況」が重要です。短期間で3万キロに到達している場合は長距離通勤などでの使用が考えられ、一方で登録から年数が経っているのに3万キロという場合は、実際の走行距離計が不正に操作されている可能性もあるため注意が必要です。

また、整備記録も確認すべきポイントです。新車から1回目の車検(軽自動車は2年、普通車は3年)を受けているかどうか、その際にどのような整備が行われたかなどの記録があれば安心材料となります。

3万キロ走行車のメリットは、まだ新車に近い状態を比較的安価で手に入れられる点です。特に、新車では手が届きにくい上級グレードや人気車種を狙う場合に有利な選択肢となります。また、新車と比べて値落ちも緩やかになるため、資産価値の観点からも合理的な選択といえるでしょう。

購入後は、オイル交換などの基本的なメンテナンスをしっかり行うことで、長く快適に使用することができます。

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